集客・経費・広告何がいけなかったんだ?

一国一城の主となるぞ!
そんな思いで脱サラなどをして独立開業をする人もいれば、地道に修行を積んで自分の店を持つような開業方法をとる人もいます。

 

未来を見つめる起業家画像

 

そんな独立開業をした人たちが10年後に生き残っている可能性は4分の1未満という厳しい現実。
業種による違いを無視し、個人事業から法人成した方などの数字も含まれるため正確な数字は言えませんがそれにしても4分の1以下という生存率は低いとしか言いようが有りません
当然失敗したくてしている方はいないでしょうし、成功するために入念な準備や計算をしている人が大多数なはずです。
それでもこれだけ多くの人が失敗してしまう理由やよくある失敗などはいったい何なのか?

 

これから一大決心をして独立開業したものの数年で廃業してしまうという方が少しでもっ減ればいいと思いそのようなことをこのサイトのに書き留めておこうと思います。
たった1mm程度の貢献しかできなかったとしても何かの役に立てれば幸いです。

 

 

まずは独立開業失敗アルアルを知っておこう。

スタートイメージ画像

 

今も昔も、自分のお店を持ったり会社を設立して開業した人たちがハマるよくある失敗事例と言うものが有ります。

 

  • 「そんなバカみたいな失敗するわけないってwww」
  • 「十分留意して準備してるから大丈夫!」
  • 「当たり前すぎて読む価値無し!」

 

そんな風に思ってしまうような失敗談ばかりです。

 

しかし、実際にそのような失敗をして倒産や閉店に追い込まれてしまった独立開業をしてきた諸先輩方も同じように思ていたことでしょう。

 

まだまだ独立開業を考え始めたばかりの初心者の方はもちろんですが、独立開業寸前まで準備を進めた方やすでに開業してしまった方々も今一度おさらいの意味で目を通していただければと思います。
「あの時慢心せず注意しとけば…」とならないように。

 

なぜ何のために独立開業しようと思たのか?【意思と動機】

ストレスにさいなまれる男性画像

 

独立して開業して一人で仕事をしていこうとしようとしている方の中には

 

  • 現在の仕事の人間関係から抜け出したい
  • 気兼ねなく一人でのんびりと働きたい
  • なんとなくかっこよさそうだから社長になりたい

 

といった願望をかなえるために独立開業という選択肢を選んでしまう方も多いようです。

 

勿論このような後ろ向きとも思える開業動機を全面的に出している方は少数派でしょう。
しかし、潜在的に上記ような理想や願望が有り自分自身が現在置かれている状況から逃げ出すための方便として独立開業という道を正当化しているだけというパターンが非常に多いように思えます。

 

それ自体が絶対に悪であるとは言いませんが現実的に実際に集客して仕事を獲り、報酬を得て生活を成り立たせるというのは並大抵のことではありません。
ネガティブな開業動機だけで乗り越えられる人はごくごく少数でしょう。

 

特に開業したてなどは、集客などもうまくいかず現実を目の当たりにして苦労することも多々あろうかと思います。

 

自分自身が開業したいと思ったのは「〇〇の役に立ちたい」「お客さんを笑顔にしたい」「何が何でも〇〇円稼ぐ」といったポジティブな動機が大きいのか、それともネガティブな動機が主軸となっているのかしっかりと開業枚に自問自答してみてください。

 

開業が失敗すれば家族や取引先など自分だけではなく周りにも迷惑をかけることとなってしまいます。
案外この開業動機は根性論のような感じで軽視されがちですが大切な事なので今一度しっかり考えてみましょう。

 

 

家族の理解をちゃんと得られているのか?

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独身の方であればそこまで重要ではありませんが、既婚者でお子さんがいる場合などは特にこの部分は重要になります。

 

まず、一番身近なご家族ですら説得できないようなずさんな事業計画ではないかどうかしっかりと確認してみてください。
この部分でつまずく人は非常に多く「やっぱり駄目だったじゃないか」といわれてしまう結末も非常に多いです。

 

特に、しっかりと家族の了解を得られ協力してもらえる体制が作れれば税制面でも大きなメリットを得られ開業後の経営に大きなプラスとなります。

 

ご家族が積極的に応援してもらえるくらいしっかりとしたプランを作り協力を得られるならば、ご家族の口コミ集客などで仕事を得られるチャンスも増えるでしょう。
感情的にならず自分自身が考えている事業計画などに抜かりがないかしっかり確認し辛抱強くご家族の了承を得られるように努力しましょう。

 

 

法令や営業許可など必要な手続きが抜けていませんか

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普段会社に勤めて仕事をしている場合はあまりに気にかけることも少ないかもしれませんが、日本の場合はどんなことをするにも事細かく法律でルールが定められており様々な業種ごとに営業許可や許認可取得条件などが定められています。

 

例えば、居酒屋さんなどを始める場合は保健所の許可だけではなく深夜帯までお店をあけている場合所轄警察署に対してしんにゃにおける種類提供店届け出というものを届け出なければなりません。
保健所の許可だけで居酒屋を深夜営業していると無許可営業となってしまうのです。

 

独立開業して自分のお店などを持た場合、そのような許認可が必要なことを【知らなかった】では済まされないのです。
当然帆率にそぐわない営業を行えばそれ相応の罰則を受けることとなります。

 

各種営業許可などの専門的な法律事務を行う「行政書士」「弁護士」に一度しっかりと確認を取りながら必要であればかけている許認可などをしっかりとりましょう。

 

 

友人との企業はしっかり契約書を作ってから開業

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このページの最後になりますが、開業失敗のアルアルで昔から無くならない失敗アルアルが友人知人との共同開業で失敗するパターンです。

 

そもそもの事業がうまくいかない場合は論外ですが、事業自体はうまくいっているものの

 

  1. 利益の配分
  2. 経済的負担
  3. 役職・権利

 

等の部分をあいまいにしたまま開業してしまったがために、時間が経つにつれ関係性がぎすぎすしてきてしまって事業にも影響を及ぼしてきてしまうパターンです。

 

映画やドラマなどで、友人と起業した会社が大成功したものの関係性が悪くなりその会社を追い出されてしまう主人公などが描かれることもよくあると思いますが現実にそのようなことが起こってしまったらたまったものではありません。

 

ドラマや映画であれば、その後自分で作った会社で大成功を収めたり会社を奪い返したりするようなストーリー展開になるでしょうが現実はそんなに甘くありませんからね。

 

どんなに気心が知れた友人であったとしても起業するとなるとそれ相応の責任と財が動きます。

 

「俺の集客力があったからこその成功だ!」
「俺の開発力がこの成功を築いたんだ!」

 

そんな言い争いだけで済めばよいですが、会社経営をしていればそこに利益の分配という問題が絡んできます。
お金が絡むとビックリするくらい変わってしまう人間は恐ろしく多いです。

 

それが大金であればあるほどです。

 

開業当初などはお互いに切磋琢磨し良い関係を続けることも可能でしょうが、ある程度経営が軌道に乗りうまくいってから崩れてしまうことが多いので開業当初からこまごまとした約束事を言った言わないの水掛け論にならないように書面でしっかりと用意しておくことをお勧めします。

 

 

もっと具体的に独立開業に失敗する理由を掘り下げる

 

 

ひとまずこのページでは独立開業前に犯しがちな詰めの甘さなどが原因の失敗アルアルを駆け足でザっと見てきました。

 

ですが当然もっと具体的で見逃しがちな開業失敗アルアルというものが有ります。

 

そのような部分について個別ページにレポートをまとめておきましたのでご自身が当てはまる部分や気になった話題を是非チェックして糧としていってください。